うつわへの道(原木仕入れ)

5月初旬ホオノキを原木で仕入れた
南木曽育ち

ホオノキは暴れが少なく加工性が良いので様々な用途に使われる
代表的なものは刀の鞘、刃物にやさしい材である
漆器の木地にも昔から使われている


年輪の中心側の緑がかった部分を心材
外側の白っぽいところを辺材と呼ぶ
それぞれ赤身、白太ともいう

南木曽に来てから
「AMA、アマ、あま」と職人さんが発するのをよく耳にする
「AMA、アマ、あま」=辺材 という意味である

私も今ではすっかり常用語で何の違和感もない
「あまが強すぎて使えんなこりゃ」
「あまだけ虫に食われとるわー」
といった具合に

おそらく木を扱っている職人さん独自の方言ではないかと思う
ググっても出てこない

木材のセオリーでいくと
あまは組織のつくり、収縮率が異なるので積極的には使わない

しかし
「ホオノキはあまも全部使えるでよぉー、たくさんつくれるわ」
と先輩方に教わる

そうなのです
あま、すところなく使えます



ALL DIARY

---

2024.10.29

11月出店情報

2024.09.18

コットン100%

2024.08.01

蚊と蟹

2024.01.24

となりの三尺

2023.11.12

地球の歩き方

2023.10.20

いいづなCRAFT

2023.09.30

時を経て

2023.09.05

大きな椀

2023.08.25

店舗について

2023.06.05

に〜ろく市

2023.06.02

上田261

2023.05.23

カップ試作

2023.03.18

再始動

2021.11.23

通学

2021.10.11

椀木地

2021.09.15

小指全快

2021.09.02

回復途上

2021.08.18

お盆と雨

2021.08.07

4.19 土がいい

2021.08.06

ばね指

2021.07.30

4.11 開墾

2021.07.28

くずの対処法