2022年冬以降の奮闘記。
今までシェアさせていただいた工房を離れ、木工ろくろの作業場をつくることに。
隣村、住まいから車で10分ほどにある亡き祖父母の家。
日本中でホットな話題、空き家問題に見事に直面している。
今にも朽ちそうな、なんともシャビーすぎる、決して神秘的ではないラピュータ、
そんな小屋が敷地内に2棟ある。
そのうち道に面した方に照準を定める。
いざ
覚悟はしていた。超えてきた。閲覧注意レベル。
身内の皆さんごめんなさい。世間にさらしてしまいました。
それなりに理由があってこうなってしまったらしい。
という擁護。
もうあとにはひけない。ろくろを挽きたいがためにひけない。
分別する、積む、クリーンセンターへ運ぶ。
何回も行くのでセンターのおじさんと顔見知りになる。
ごみごみごみ
ごみを捨てるのには時間もお金もかかる。
自分の仕事、モノを生みだすことについて考える。
自分が生み出すモノの顛末。
若干のノイローゼを患いながら
木と自然塗料だけの仕事はやっぱりいいなと思う。
あの日の一曲
「できっこないをやらなくちゃ/サンボマスター」