続 イチョウの弁当箱

試作完成。
丸い弁当箱。

・一段にするか、二段にするか
・径、深さはどうするか
・フタとオヤの収まりはどうするか
・タコさんウインナーが入るか

など色々考える。
オーソドックスな形を試みました。



材料の厚みは2寸7分(=約80ミリ)。
そこそこ厚みがあるので、20ミリ:60ミリくらいに挽き割ってフタとオヤの木取り。





一度ろくろ挽きして狂い出しの乾燥、のち仕上げ挽き。
漆を施して完成。



量産する前に、ひとまず自分で使っています。
この径(約130ミリ)で二段だと思ったより大容量。
人によっては一段でも間に合うぐらい。
結果、もし二段でつくるなら、もうひとまわり小さくてもという印象です。
容量要検討。



そうそう、イチョウといえば明治神宮外苑のイチョウ並木。
再開発に揺れる外苑。
憂う話題ですが、あの並木は伐採の対象ではなく保全の方針のようです。
いつ行っても感じられる、外苑一帯の緑と散歩やジョギングを楽しむ人々の気持ちの良い風景。
うまいこと進んで欲しい。



今日の一曲
「Relay〜杜の詩/サザンオールスターズ」



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