先週末は木曽町にて〈木曽の手仕事市〉に出店。
初めての出店でしたが、たくさんの出会いをいただき無事に終えることができました。
会場は谷特有の地形に人々が暮らす木曽町市街地。今も住民が暮らすまさにその場所を散歩して巡り、かつての宿場や寺など風情を存分に味わうことができる。
広大な敷地に集合!ではなく時に誰かのガレージをお借りして出店なんてとてもユニークですし、この一体感は言うまでもなく住民の理解や協力なくしてできません。そういった点で多勢のクラフトイベントとは一線を画します。
※来年も出店したいからといって、媚びているわけではありません。
TADORU WORKSの出店場所は少々奥まっていました。
それはそれでよかったです。
いかにもフォトジェニックな小道を抜けるとお寺がありまして、その脇の広場で出店でした。
地元木曽からのお客さまはもちろん、峠を隔てた伊那谷からの方々も多いように感じました。
県外からお越しの方も思ったより多く(東海圏よりは関東圏かな)、木と漆の製品が珍しいのか興味をお持ちいただき嬉しく思います。
さて、今年の4月からイベントやお取り扱い店で少しずつ販売をはじめ、多くの方の目に触れたり、手にとっていただける機会が増えてきました。
そんな中でTADORU WORKSとして大事にしていることはたくさんありますが、ここではお買い求めいただいたお客さまに対し、再度の御礼とあわせましてお伝えしたいことを記しておきます。
ずばり「アフターフォローについて」です。
木と漆という自然素材からなる製品の性質上、お取り扱いにはいくつかの注意点があります。
そのため購入にあたっては、口頭での説明に加え、皆様にお取り扱いのご案内を差し上げています。
取扱説明書に準じた使用を前提とした上で、万が一生じてしまった機能を損なう程の製品の欠陥については責任を持って対応させていただきます。
加えて、漆の摩耗による塗り直しも行なっております。経年による塗り直しは、製品の使用環境が千差万別であるゆえ一概に何年ということが申し上げられません。個別にご相談の上対応させていただきます。
つまるところ、端的に申し上げるならば「売りっぱなしにしない」。
そういうことになろうかと思います。
TADORU WORKSはつくる人とつかう人の関係性をより長く大切にしたい。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
今日の一曲
「トリセツ/西野カナ」